・うつ病・パニック障害 【姫路市在住 37歳】
・パニック障害 【兵庫県川西市 U・T 様 38歳】
・うつ病 【かおりん 大阪市平野区 25歳 女性 臨床工学技士】
・パニック障害(動悸過喚起症候群)【大阪在住 27歳 男性】
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私が心の病に重点を置く理由
私が東洋医学の世界に本格的に足を踏み入れたのは、ある「うつ病」の患者さんを治せなかったことがきっかけです。当時は中医学の勉強を始めて間もない頃でした。友人が「うつ病」になり、私が治療させていただくことになりました。中医学の専門書通りに弁証し、それに書いてある通りの経穴(ツボ)に鍼をしても全く効果がありません。中医学に大いなる希望を見出していた私にとって、非常にショックな出来事でありました。当時在籍していた中医学研究会の先生に相談したが、その先生にも「自分には治せない」と治療を断られました。
そんな時出会ったのが今の師匠です。友人の治療に毎週付添い、治療を見学させていただきました。すると、みるみるうちに表情が変わり、症状が消失してゆくのです。完治までは1年以上かかりましたが、今では私以上に元気で仕事をしております。その治療に感動し、私は師匠に弟子入りを志願したのです。
現在、私の治療院にも心を病んでしまった患者さんが多く来院されております。患者さんの多くは「自分の病は治らないもの」だと信じてしまっています。ですから、治療はまずその「凝り固まった心」をほぐすことから始まります。いかに素晴らしい治療でも、心の病を治すのはとても難しいことです。簡単には治りません。しかし、薬やカウンセリングでこういった病を治すよりも、鍼を通じて人と人の心を通い合わせることにより治す方がとても自然であるように感じます。
1.統合失調症
統合失調症は、10代から40代くらいまでの比較的若い世代に起きやすく、約100人に1人の割合でかかる病気です。
症状には個別差がありますが、幻聴や妄想、思考障害、興奮症状等があり、これらはまとめて陽性症状と呼ばれます。また意欲の低下や自閉傾向など、これらは陰性症状と呼ばれます。このような症状をともなって、多くは20歳前後に発病します。
西洋医学的には原因ははっきりしていません。その人の生まれ持った素質、生まれてからの能力・ストレスに対する対応力、ストレスを引き起こすような環境要件などが絡み合って発症すると考えられています。
西洋医学的治療は、薬物療法、精神科リハビリテーション、精神療法等があります。
2.気分(感情)障害
気分障害は、大きく双極性感情障害(躁うつ病)とうつ病の二つのタイプに分けられます。
うつ病は、以前は躁うつ病のひとつのタイプに含めていましたが、現在は、独立した診断名としてあつかわれる傾向にあり、従来の躁うつ病と同じ意味では双極性障害が用いられています。双極性感情障害は、気分が高揚し、生気がみなぎって活動的となる時期(躁病エピソードと、気分が落ち込み、元気がなく活動性が下がる時期(うつ病エピソード)を相互に繰り返す病気です。エピソードはふつう完全に回復します。躁病エピソードだけを示す患者は比較的少ないですが、そのような場合も双極性障害と診断されます。
一方、うつ病は、うつ病エピソードだけがみられる病気です。
この病気にかかると、患者は通常、気分が沈み、興味や喜びが失われ、生気がなく活動的でなくなります。ちょっとしたことでも、ひどく疲れやすく感じます。そのほかにも、集中力・注意力の低下、自信の低下、自責感が目立ち、将来を悲観して、自殺を考えるようになったりします。時々、イライラ感や不安感が目立ち、かえって落ち着きがなくなる場合もあります。うつ病にかかった患者は、気分転換や慰めにもほとんど反応しませんが、朝方悪くて、夕方には少し症状が軽くなるという日内変動がみられることがあります。
国民の約15人に1人がこれまでにうつ病にかかったことがあるにもかかわらず、その4分の3は医療を受けていないといわれており、うつ病が国民にとって非常に身近な問題であるにもかかわらず、その対応が適切になされていないのが現状です。
3.神経症性障害
神経症の症状は多彩で、様々なタイプがありますが、その大部分が心理的原因と関連していると考えられています。
身体的な原因やはっきりとした理由が見つからないにもかかわらず、機能的な障害をもたらすにで、周囲が感じるよりも患者の苦しみが強いという特徴があります。
もともと神経症の分類は心理学的な理論に基づいてできたものですが、現在は、その症状のタイプによって、パニック障害、全般性不安障害、恐怖症性障害、強迫性障害、重度ストレス反応・適応障害、解離性障害、身体表現性障害、離人現実感喪失症候群などに分類されています。これらの病気は、それぞれ特徴のある症状や経過をたどりますが、いずれも心理的な要因が関与しているだろうと推測されています。社会や文化的背景によっても症状には違いがあるといわれています。
当院へ問い合わせをして下さる患者さんの多くは、とにかく薬をやめたいあるいは薬を減らしたいと願っていらっしゃいます。酷いケースでは10〜20種類以上の薬を服用していらっしゃる方もおられます。しかし、一度薬を服用し始めるとなかなか手放すことが難しいようです。
西洋医学では「精神安定剤」と呼びますが、我々は「精神固定剤」と呼びます。
精神を安定させるのではなく、固定させているのです。ですから精神状態が良くなるというよりも、そのままの状態で固定してしまうのが「精神安定剤」「固定剤」なのです。
またこういった類の薬は副作用も多いのです。これでは何のために薬を飲んでいるのかわかりません。しかし、鍼灸なら副作用もなく精神を固定させるのではなく、明るい精神へ、活発な心へ、人間本来の精神状態へと回帰させてくれます。
よく重度のうつ病や自閉症の患者さんが、イルカや犬などの動物と触れ合うことにより症状が緩和されるといったニュースをみかけますよね。あれは純粋な魂を持つ動物との魂の交流により、病人の心が癒されている事を意味します。
我々は鍼灸を医学としてとらえており、患者さんの脈や舌、経穴(ツボ)の状態や症状を通じて病の本質を導き出し、それに対して治療を施します。ですから、診立てを間違えれば効果を挙げることは出来ません。しかし、鍼はそういった医学的な一面とともに、「癒し」という一面も持ち合わせております。鍼を通じて魂の交流、気の交流をはかることにより、人の心は癒されていくことを臨床においてはよく体験することです。
当院には10年20年と心を患い、薬やカウンセリング、さまざまな民間療法を試したけども効果がなく、苦しんできたという患者さんが多くいらっしゃいます。世の中にはまだまだそういった苦しみから抜け出せずにもがき続けている方が多くいらっしゃるのだと思います。
我々の鍼灸が、そういった方々の一筋の光明になれたらと願ってやみません。
・うつ病・パニック障害 【姫路市在住 37歳】
・パニック障害 【兵庫県川西市 U・T 様 38歳】
・うつ病 【かおりん 大阪市平野区 25歳 女性 臨床工学技士】
・パニック障害(動悸過喚起症候群)【大阪在住 27歳 男性】
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